〜ラピュタが好きすぎる人のために〜
〜第1のトリビア〜
「ドーラとシータは似てる?」
ドーラが "私の若いころにそっくりだよ" と言うシーンがあります。
本当なのか?
ドーラの寝室には若いころの肖像画が飾ってありますが、
本当にシータそっくりですo(^^ )o
〜第2のトリビア〜
「ロボット兵と巨神兵、違いは何?」
"ロボット兵" はラピュタに出てくる大きなロボット。(左)
"巨神兵" はナウシカに出てくる大型兵です。(右)
〜第3のトリビア〜
「滅びの呪文後のムスカ?」
滅びの呪文 "バルス" の直後
実は落ちていくムスカの姿が描かれています。
〜第4のトリビア〜
「ムスカもラピュタの正当な王?」
シータの本名は "リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ"
トゥエルは真、ウルは王を意味する。
ムスカの本名は "ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ"
パロはギリシャ語で従属の意味。
シータが "真の王" なのに対し、ムスカは "従属の王" 。
〜第5のトリビア〜
「映画版の更に先のストーリー」
小説版のエピローグでは映画ラピュタでの一件の後も描かれている。
〜 以下 〜
あの後、シータとパズーとは別々に暮らし、文通をする仲になる。
また、ムスカに撃ち抜かれ短くなった髪の毛も、
元通りの長さに戻っていた。
〜第6のトリビア〜
「"天空の城ラピュタ"のタイトルについて」
企画書段階で宮崎駿がつけていたタイトルは、
"少年パズー・飛行石の謎"
イメージがだいぶ変わりますね^o^
〜第7のトリビア〜
「ドーラの子分たちの名前は?」
ドーラの子供は全部で8人。
シャルル・ルイ・アンリ。
他5人の名前はなんと、 "カ・キ・ク・ケ・コ"。
(小説版では明示されています)
ちなみにケは日本人だそうです
〜第8のトリビア〜
「ポム爺さんにモデルがいた?」
石たちの声が聴けるポム爺さん。
そんなポム爺さんにもモデルが存在しました。
宮崎駿は、キャラクターのモデルとして
森康二さんと近藤喜文さんを挙げているそうです。
(ともに制作を共にしたアニメーター)
写真は森康二さん
〜第9のトリビア〜
「ラピュタには幻のエンディングがある?」
エンディング後、"パズーがシータをゴンドアへ送った" 等の
実は"エンディング後に続き"があったという噂があります。
しかし残念ながら、そんな事実は無いようです。
これに関して、スタジオジブリが否定しています。
〜第5のトリビア〜の小説版その後や、
テレビ用に流されたエンディング画像が元になり、
いろいろ尾ひれがついて噂が広まったのではないかとされているそうです。
(噂の発端例:画像 "シータを迎えにきたパズー")
〜第10のトリビア〜
「ゴリアテの語源は?」
軍使用の飛行船艦。
"空飛ぶ要塞" と呼ばれ、簡単にロボット兵を破壊する力を持つ。
名前の由来は旧約聖書に出てくる巨人"ゴリアテ"。
〜第11のトリビア〜
「ゴリアテにトトロ?」
上記 軍使用の飛行船艦。
確かにトトロに見えなくもないが、
あなたにはどう見えますか?
〜第12のトリビア〜
「ラピュタの発想はどこから来た?」
原案はジョナサン・スウィフトの小説
ガリバー旅行記に登場する空飛ぶ島
"ラピュータ"
〜第13のトリビア〜
「ラピュタにモデルはあるのか?」
公式にあるわけではないそうですが、
各種うわさレベルで存在します。
その代表例が次の3か所です。
↓ 鷲の巣村 と呼ばれる村 "ゴルド" フランス ↓
〜第14のトリビア〜
「ロボット兵に種類がある?」
実はロボット兵は2種類います。
ラピュタを護る自律式 "戦闘ver" (左)と、
ラピュタの庭園内を守り、墓標に花を添える "園丁ver" (右)です。
飛行用の突起のあるなしが大きな差です。
〜第15のトリビア〜
「異なるロボット兵の最期?」
上記ロボット兵はそれぞれ結末が異なります。
"戦闘ver" がバルスの後、壊れてどんどん落下していくのに対し、
"園丁ver" は上昇を続けるラピュタの上で歩いている姿が描かれています。
バルスの意味が "閉じよ" ・ "平和" というのは有名な話ですが、
"平和" のために戦闘機能を放棄したという意味なのかも知れません。
〜第16のトリビア〜
「アメリカ版ラピュタのタイトルは?」
"Castle in the Sky" です。
そうです。 "天空の城" と言うことで、"ラピュタ" が入っていません。
スペイン語で "ラピュタ" は売春婦を表すため、
ヒスパニック系の多いアメリカ合衆国では不適切と判断。
タイトルを "Castle in the Sky" にしたそうです。
〜第17のトリビア〜
「ルパンにもロボット兵が出ていた?」
ルパン三世の第155話 "さらば愛しきルパンよ" は、
"天空の城ラピュタ" の原型作品とも言われています。
ラピュタの直前の作品という事もあり
登場しているキャラクターも一部似通っています